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みどりの育て方 

日当たりが少ない部屋でも。光が控えめな場所に向く観葉植物と置き方のコツ

やわらかな光の中のザミオクルカス
写真:AIで作ったイメージ

北向きの部屋、窓の小さな寝室、窓から遠い廊下。日当たりがあまりよくない場所にも、緑を置きたいと思うことがあります。

光が少ない場所でも、植物を選び、置き方を少し工夫すれば、観葉植物と暮らすことはできます。ただし、そのためにまず知っておきたいのが、「日陰に強い」という言葉の意味です。

「日陰に強い」は「暗闇でも平気」ではない

植物は、光をもとに自分の栄養をつくって育ちます。そのため、どんなに丈夫な植物でも、光がまったくない場所では、少しずつ弱っていきます。

「日陰に強い」「耐陰性がある」といわれる植物は、少ない光でも比較的長く元気を保てるという意味です。暗い場所が好きなわけではありません。光が足りないと、次のようなサインが出てきます。

  • 茎がひょろひょろと間のびして伸びる
  • 新しい葉が小さく、色がうすくなる
  • 下の葉が黄色くなって落ちる
  • 土がなかなか乾かなくなる

こうした様子が見えたら、もう少し明るい場所へ移してあげるタイミングです。

「明るい日陰」とは、どんな場所?

植物の説明でよく見かける「明るい日陰」は、直射日光は当たらないけれど、昼間は電気をつけなくても本が読めるくらいの明るさがある場所をイメージするとわかりやすいでしょう。

  • 窓から少し離れた、部屋の中ほど
  • 北向きの窓の近く
  • レースカーテン越しに光が入る場所の、少し奥

反対に、昼間でも電気が必要なほど暗い場所や、窓のない場所に置きっぱなしにするのは、多くの観葉植物にとって厳しい環境です。

光が少なめの部屋に向く植物

ザミオクルカス 肉厚でつやのある葉がまっすぐ立ち上がります。明るい日陰でも育ち、茎に水をたくわえるので水やりの手間も少なめです。光が少ない場所では土が乾きにくいので、水はしっかり乾いてから。

サンスベリア 縞模様の葉がまっすぐ伸びる、凛とした姿です。乾燥に強く、玄関や廊下にも置きやすい植物です。水やりは春〜秋で2週間に1回、冬は月に1回ほど(目安)。寒さには弱いので、冬は冷え込む場所を避けてください。

ポトス つるがやわらかく垂れる、育てやすい植物です。少ない光にも比較的強く、棚の上や吊るす飾り方も楽しめます。光が足りないと葉の模様がうすくなることがあるので、葉の様子をときどき見てあげましょう。

シェフレラ 傘のように広がる、小さなつやのある葉。丈夫で、少しの日陰や寒さにも比較的強い木です。光の方へ枝が向きやすいので、ときどき鉢を回すと形が整います。

ときどき、明るい場所で「日光浴」を

暗めの場所に置く場合は、ときどき明るい場所へ移してあげるのがおすすめです。

  • 週に1〜2回ほど(目安)、日中だけレースカーテン越しの窓辺へ
  • 数日おきに置き場所を入れ替える
  • 急に強い直射日光に当てると葉が焼けることがあるので、必ずやわらかな光で

鉢が小さめなら、移動も負担になりません。

照明の光を味方にする

窓からの光が足りない部屋では、室内の照明もやさしい助けになります。日中に照明をつけている時間が長い部屋なら、その光の届く範囲に置くだけでも違いが出ます。

最近は、植物の育成用につくられたLEDライトもあります。植物から少し離して、1日8〜12時間ほど(目安)照らすと、光の少ない場所でも育ちやすくなります。熱をもつ電球は葉に近づけすぎないよう気をつけてください。

水やりは、いつもより控えめに

光が少ない場所では、植物が水を使う量も減り、土も乾きにくくなります。明るい場所と同じペースで水をあげると、土が湿ったままになり、根が傷む原因になります。土の中までしっかり乾いたことを確かめてから水をあげましょう。見分け方は冬の水やりの記事も参考になります。

まとめ:光が少ない部屋では「選ぶ・動かす・待つ」

  • 「日陰に強い」は「少ない光でも比較的元気を保てる」という意味
  • ザミオクルカス、サンスベリア、ポトス、シェフレラは、光が控えめな場所にも向く
  • ときどき明るい場所へ移したり、照明の光を活用したり
  • 水やりは、土がしっかり乾いてから

日当たりが少ない部屋でも、植物の様子を見ながら少し手を添えれば、緑はちゃんと応えてくれます。部屋の中のいちばん明るい場所を探すところから、はじめてみてください。

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写真の白い鉢は付属しません。生産者のプラスチック鉢に植えた状態でお届けします。

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